困れ困らなければ何もできない

だれも気に留めないようなことを悩む嗜好によって生まれたある種の小さな体系知識たちをこの世に残せ

何もかも疲れた、それでも。

疲れる時ってありますよね

 

私はいま英語のアプリを進めなきゃいけないんですけど、

どうしてもやる気出ないんです。

なぜなら、若干通信環境が悪くて英語アプリの読み込みがかなり遅い。

 

いや、「なぜなら」と書いたけど、そこに因果関係は無くむしろ責任転嫁。

メンタル的に疲れてきたとき、どうしてもやる気が出ないとに、ちょっとの壁が越えられなくなってきます。

小さな石でも踏んだら痛くて

前に進めないんです。

 

どうしてもダメなときってあるんです。

そんなとき無理にやろうとしすぎると、

疲れが重なりつづけて、なかなかとれない倦怠感に長いこと悩まされることになります。

 

そんなとき何してますか?

私はSNSみたりえろい何がしかを覗いたりしてます。

え?通信環境悪いんじゃなかったっけ?

ええ、読み込み遅いしイラッとするけど、ついついながめちゃって…

はい。これにはちゃんと説明できるメカニズムがあります。

SNSながめたりえろい何がしかを眺めたりするのは、実は、初動のメンタルコストがゼロなんです。

マズローの欲求階層説というのがあります。

SNSで芸能人見たり知り合いの状況をぼーっと眺めたいとか、

えろとか、なーんも考えないでもなんかできることって、下階層の欲求なんですね。だから、割といつでも求めちゃうんです。甘いものと同じ。

とくに、疲れ果てている人にとっては。甘いものは大事ですね。

 

それに比べて、勉強や仕事はかなり上位の、自己実現の欲求です。

心のエネルギーが足りてない状態で、これを欲するのは不可能なんです。

まずは基本的栄養補給です。

 

え?何を馬鹿な甘えを言ってるんだって?

まぁ、何もしなくてもエネルギーに溢れている20代くらいや、

バブルを生きて頭の中お花畑な年配陣はそれを甘えだとか言う世界を生きてりゃいいと思います。

 

そうではなく、

もともとメンタルや体が弱かったり、30過ぎてそれに気づいたりし始めた人は、

とにかく休んで、心にも体にも栄養を与えてください。

 

人間には復元力があります。

満たされ、よく寝て、しばらくすると、自然と、次のことを求め、初動メンタルコストゼロで、軽やかにそっちへ向かうことができます。

ちなみに、ただただ他人の悪口を言う、自分の価値を無償で認めさせようとする、無闇に自分を責める、といった類の、非建設的でなんの役にも立たぬこと。これも実はメンタルコストゼロでできてしまうので要注意です。心の中でならいいですが、あまりこれらを人に向かってやりすぎると、少しずつ人間関係が悪くなっていきます。悪循環です。

 

勉強だって

仕事だって

苦手なことだって

体力、安心安全、生活の基礎が満たされ

他に今すぐやらねばと思うことがからっきしなくなったとき、

必ずまた、それを求めます。

 

衣食足りて礼節を知る

 

そうやって、何度、一時的に離れても、また向かうもの、それは何年かけてでも、勤めて、学んで、取り込んでいく、構成は人それぞれみんな違うけど、あなたの世界に必要な要素なんです。

世界構成スピードはみんな違うのです。

 

 

ああ、英語やりたくなーいし、

やってもやっても頭に入らないし、

できなくて恥かいとばかりだけど、

でも、勉強して少しでも使えるようになってくると、

やっぱりめっちゃ楽しいんだよね。